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2012年3月1日木曜日

脳死判定基準(厚生省)


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判定基準
①深昏睡:開眼、発語、運動がない
②両側瞳孔径4mm以上、瞳孔固定
③脳幹反射消失
・対光反射
・角膜反射
・毛様脊髄反射
・眼球頭反射
・前庭反射
・咽頭反射
・咳反射
④平坦脳波(最低4導出で30分間平坦であることを確認)。調整脳幹誘発反応(ABR)は必須ではないが、確認することが望ましい
⑤自発呼吸の消失
⑥時間的経過(上記1〜5の条件が満たされた後、6時間経過を見て変化がないことを確認)

脳死判定除外基準 (そもそも脳死判定を行わない)

2012年2月24日金曜日

吸入麻酔:CompoundA発生が高まる条件


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□高いセボフルラン濃度
□低流量麻酔あるいは閉鎖循環麻酔
□二酸化炭素吸収剤温度上昇
□新しい二酸化炭素吸収剤
□二酸化炭素吸収剤の乾燥  ※新しくて乾いていて熱ければ・・
□パラライム>ソーダライム

2012年2月20日月曜日

吸入麻酔:MACについて(ちなみに私はMac使い)


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MACに対する影響因子<専門医試験過去問題集より抜粋>
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MAC減少 低体温 年齢 オピオイド ケタミン 
アンフェタミン慢性投与
妊娠 低酸素(PaO2<40mmHg) 貧血 
α2刺激薬
MAC増大 高体温 甲状腺機能亢進症 
アルコール中毒
MAC不変 麻酔時間 性別 代謝性酸塩基平衡状態 高血圧
高・低二酸化炭素血症

□MACとは、侵害刺激に対する体動反応を50%の患者で阻止する吸入麻酔薬の最小肺胞濃度。通常の薬物におけるED50に相当する。
□言語命令に対する適切な反応が50%の患者に認められる場合の肺胞内濃度、MACawakeは覚醒時における 脳の麻酔薬分圧を反映しない。

吸入麻酔:吸入麻酔比較


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□脳血流上昇作用:ハロタン>エンフルラン>デスフルラン>イソフルラン>セボフルラン
□同MACのイソフルラン、ハロタンの気管支拡張作用は同程度
□血液ガス分配係数:ハロタン(2.5)>エンフルラン(1.8)>イソフルラン(1.4)>セボフルラン(0.65)>デスフルラン(0.45)
□MAC:デスフルラン(6.0)>セボフルラン
<麻酔科シークレット2版より>
-->

セボフルラン イソフルラン デスフルラン ハロタン 亜酸化窒素
分子量 200 184.5 168 197.5 44
沸点(℃) 58.5 48.5 23.5 50.2 −88
蒸気圧(mmHg) 160 238 664 241 39000
血液/ガス分配係数 0.69 1.4 0.42 2.3 0.47
MAC(%) 1.7 1.15 6 0.77 104

2012年2月19日日曜日

吸入麻酔:セボフルラン

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□痙攣様脳波が生じうる。
□セボフルランによる1回換気量低下は、呼吸数増加による代償以上に分時換気量を低下させるため、PaCO2は上昇する。

吸入麻酔:イソフルラン


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□目標呼気濃度1MACの際の初期摂取量60ml/min以上
□心拍数上昇のため心拍出量減少はあっても軽度(心係数あまり変わらない)
□臨床濃度でNOS阻害
□腎血流量への影響は少ないが、糸球体濾過率を低下させることで尿量減少、尿中Na排泄の低下作用がある。
□2.5MAC以上で脳波は平坦化。群発抑止生じる。
□長時間イソフルラン麻酔でも血清無機フッ素濃度はわずかしか上昇しない。
□頸動脈圧受容体反射はよく保たれる。

吸入麻酔薬:ハロタン(もう使いませんよね〜(^^ゞ)

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□臨床濃度で一酸化窒素合成酵素(NOS)の活性を阻害する
□気管支拡張作用は強い
□脳血流上昇作用は最も強い(ICP上昇)
□QTc延長
□安定化剤としてチモールを含む
□肝障害の発生頻度は吸入麻酔の中で最も高い(ハロタン肝炎)
□肝血流は減少する。
□ハロタン肝炎の危険因子
・肥満
・女性(2倍)
・遺伝
・中年

2012年2月10日金曜日

吸入麻酔薬:共通事項(笑気除く)

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□用量依存性にHPVを抑制(同MACでは同程度)。臨床的に重要な程ではない。
□用量依存性にBISを低下させる。
□用量依存生に心筋収縮力を抑制し心係数を低下させる(代償性に心拍数を上昇させるイソフルランは除く)
□1回換気量を減少させ、これによる分時換気量の低下の一部は、増加する呼吸回数により代償される。
□中枢や末梢の化学受容体機能への影響により、低酸素や高二酸化炭素血症に対する換気応答を低下させる
□血管平滑筋細胞内のいくつかの部位における細胞内カルシウム調節に影響することで、直接的な冠血管拡張作用を持つ。NO産生や放出によるものとは無関係と考えられている。
□肝臓でチトクロームp450で代謝される
□気管支拡張作用を持つ(デスフルランを除く)
□脳酸素代謝率を低下させるが、脳血流量を増加させるために頭蓋内圧(ICP)は上昇する。
□肺血管抵抗(PVR)に対する影響は少ない。
□低二酸化炭素症による気管支収縮を抑制する(デスフルランを除く)
□プロテインキナーゼCを活性化する。
□GABA受容体を活性化する。
□カイニン酸型グルタミン酸受容体を活性化する。
□ニコチン性Ach受容体に対して濃度依存性に抑制作用を持ち、イオン透過性を低下させる。
□乾燥した二酸化炭素吸収剤と反応して臨床的に優位な濃度の一酸化炭素を産生し、結果として、30%以上の濃度にも及ぶ一酸化炭素ヘモグロビンを生成する可能性がある。
□MACbar:疼痛刺激に対するアドレナリン作動性反応が50%阻止される肺胞内濃度のこと。ハロタンで1.45MAC、エンフルランで1.6、イソフルランで1.3でおよそ通常のMACの1.5倍程度。セボフルランは報告により1.5〜3.5まで幅広い。気管挿管の刺激は皮膚切開に比べて有意に高い。
□Macawakeはセボフルラン・イソフルランでおよそ0.3MAC。
□MACは加齢とともに約6%/10年の割合で低下する。イオンチャネルやシナプス活動、受容体感度の変化が関与すると考えられている。
□吸入麻酔薬などの気管支平滑筋に作用する薬物は生理学的死腔に影響を与える。吸入麻酔薬は気管支平滑筋緊張を低下させることにより死腔を増加させる。

2012年2月2日木曜日

吸入麻酔薬:笑気

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□肺血管抵抗は軽度上昇
□x/(1+x)=y/100  (笑気投与前の閉鎖腔容量を1、笑気による容量増加分をx、最終濃度y%)⇒50%笑気なら2倍、75%なら4倍
□長期投与による血液毒性・神経毒性あり(vitaminB12との相互作用)。健常人では50%笑気暴露で12時間で軽度、24時間後には顕著な巨赤芽球生骨髄変化あり。数日間で完全な骨髄抑制。葉酸の大量投与で防止可能。
□メチオニン合成酵素(補酵素としてvitaminB12が必要)の不可逆的抑制が生じる結果DNA塩基に必要なチミジン合成が抑制されることにより悪性貧血が生じる。しかし、vitaminB12投与で症状緩和や回復が早まったりすることはない。
□笑気ボンベの充填圧は摂氏20度で5.10Mpa。
□笑気の臨界温度は36.5度
□笑気ボンベ内は90%が液体、10%が気体。液体が存在する限り内圧は一定。内圧の低下はほぼ枯渇を意味する。残量測定には重量測定が必要。
□弱い心機能抑制作用があるが、心拍数のわずかな増加がある。また、交感神経系の緊張により、1回拍出量、心拍出量が軽度増加する