お知らせ

・57回版(最新)については”こちら"を参照
・55回の皆様の報告は"こちら"を参照
・55回の体験談については"こちら"を参照
・54回の結果と皆様の報告は”こちら”を参照
・54回の体験談については”こちら”を参照
・53回の結果と皆様の報告はについては”こちら”を参照
・53回の体験談については”こちら”を参照
52回試験の結果の詳細・感想については”こちら”、体験談は”こちら”を参照。
おすすめの本の紹介は”こちら”を参照。

2012年2月2日木曜日

吸入麻酔薬:笑気

まとめファイルの詳細が決まりました。
こちらのページからどうぞ。
その他要望・お問い合わせは classicanesthesia2@gmail.com までお願いします  


□肺血管抵抗は軽度上昇
□x/(1+x)=y/100  (笑気投与前の閉鎖腔容量を1、笑気による容量増加分をx、最終濃度y%)⇒50%笑気なら2倍、75%なら4倍
□長期投与による血液毒性・神経毒性あり(vitaminB12との相互作用)。健常人では50%笑気暴露で12時間で軽度、24時間後には顕著な巨赤芽球生骨髄変化あり。数日間で完全な骨髄抑制。葉酸の大量投与で防止可能。
□メチオニン合成酵素(補酵素としてvitaminB12が必要)の不可逆的抑制が生じる結果DNA塩基に必要なチミジン合成が抑制されることにより悪性貧血が生じる。しかし、vitaminB12投与で症状緩和や回復が早まったりすることはない。
□笑気ボンベの充填圧は摂氏20度で5.10Mpa。
□笑気の臨界温度は36.5度
□笑気ボンベ内は90%が液体、10%が気体。液体が存在する限り内圧は一定。内圧の低下はほぼ枯渇を意味する。残量測定には重量測定が必要。
□弱い心機能抑制作用があるが、心拍数のわずかな増加がある。また、交感神経系の緊張により、1回拍出量、心拍出量が軽度増加する

0 件のコメント:

コメントを投稿