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2012年4月12日木曜日

まとめ:星状神経節ブロック(SGB)


星状神経節とは
下頚交感神経節と第1胸部交感神経節が癒合したもの

星状神経節の位置
C7横突起から第1肋骨頭の前方

適応疾患(非常に多岐に渡るが・・・)
上肢、頭頸部の疼痛性疾患
CRPSⅠ型・Ⅱ型
帯状疱疹
・幻肢痛
・難治性狭心症
・各種頭痛(片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛など)
・顔面痛 など
血管性病変
上肢の循環障害(Raynaud症候群や動脈閉塞症など)
・強皮症やCREST症候群など
血行再建術後 など
その他
突発性難聴
顔面神経麻痺
・脳梗塞後遺症
・アレルギー性鼻炎
多汗症  など

2012年4月7日土曜日

まとめ:WHOの疼痛管理関連


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※各鎮痛薬の作用機序や副作用については別頁にて予定

WHO三段階除痛ラダー
・鎮痛薬の疼痛の程度に応じた、段階的な使用法を示したもの

第一段階:非オピオイド鎮痛薬+鎮痛補助薬
第二段階:弱オピオイド(低容量オキシコド含)

     +NSAIDs+鎮痛補助薬
第三段階:強オピオイド+NSAIDs+鎮痛補助薬


弱オピオイド
コデインやペンタゾシン、ブプレノルフィン、ブトルファノール、トラマドールなど
強オピオイド:フェンタニル、モルヒネ、オキシコドンなど
鎮痛補助薬 
◯抗うつ薬(アミトリプチリンやイミプラミン)
◯抗けいれん薬(カルバマゼピン、バルプロ酸、クロナゼパム、ガバペンチン、プレガバリンなど)
◯抗不整脈薬(リドカイン、メキシレチンなど)
◯ステロイド(プレドニゾロンやデキサメタゾンなど)

2012年1月29日日曜日

星状神経節ブロックについて・・・


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場所:C7横突起から第1肋骨頭の前方に位置する
適応疾患:頭頚部や上肢の疼痛性疾患や上肢の循環障害
顔面神経麻痺
突発性難聴
多汗症    etc...
実施前の注意点:動脈やくも膜下、硬膜外腔に誤注入することで痙攣や全脊椎麻酔になってしまうことがあるため、アンビューバッグや挿管セットなど、緊急処置の準備を
□実施方法(一例)
①仰臥位にし、22G針で気管と頸動脈の間を背側に進める。目標はC6またはC7no椎体外側表面にある頸筋膜椎前葉。C6頚椎横突起前結節の内側。
②血液・脳脊髄液・空気が吸引されないことを確認後、0.25%ブピバカインまたは1%リドカイン5〜10mlを緩徐に注入。
③ブロック成功の判断はHorner徴候(眼瞼下垂・縮瞳)だけでなく、患側上肢の血管拡張と同側の鼻閉が証拠となる。
□ブロック後の症状
頭部・顔面、頸部・上肢を支配する交感神経遮断により、Horner徴候が見られる。他に鼻閉や眼球結膜充血、発汗停止、皮膚温の上昇が見られる。
□合併症
1.観察時間内:
・反回神経ブロックによる嗄声
・腕神経叢ブロックに伴う上肢麻痺
・頸動脈あるいは椎骨動脈への注入による全身痙攣(局所麻酔薬中毒)
・硬膜外またはくも膜下注入による低血圧や呼吸停止
2.遅発性合併症
・頸部や縦隔血腫(呼吸困難の原因)
・感染や気胸(まれ)

2011年11月6日日曜日

WHO癌性疼痛治療の5原則


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        経口的投与(by mouth
        定時投与(by the clock
        段階的投与(by the ladder
        個人的投与(by the individual
        鎮痛補助薬の使用(use of adjuvants) or  細かい配慮(attention to detail

WHO疼痛ラダー


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鎮痛薬の段階的な使用法を示したもので。
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1.   第一段階:非オピオイド鎮痛薬+鎮痛補助薬
2.   第二段階:弱オピオイド(低容量オキシコドン含)+NSAID+鎮痛補助薬
3.   第三段階:強オピオイド+NSAID+鎮痛補助薬

   弱オピオイド:コデインやペンタゾシン、ブプレノルフィン、ブトルファノール、トラマドールなど
   強オピオイド:フェンタニル、モルヒネ、オキシコドンなど
   鎮痛補助薬:抗うつ薬(アミトリプチリンやイミプラミン)、抗けいれん薬(カルバマゼピン、バルプロ酸、クロナゼパム、ガバペンチン、プレガバリンなど)、抗不整脈薬(リドカイン、メキシレチンなど)、ステロイド(プレドニゾロンやデキサメタゾンなど)