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2018年11月1日木曜日

57回麻酔科専門医口頭・実技試験体験談㊷



私は、●曜の午後●時からのグループでした。
そして、先頭のグループだったので、集合後すぐにドナドナされました。
まずは、口頭試問。
ホテルの客室が試験室という異常な空間。
試験室の前で問題とボールペンを渡される。
5分間だけ見ていいとの指示。問題をみると、
①縦隔腫瘍の手術。頚椎症やDM等の合併症あり。
②妊娠前体重が90kgで尿蛋白陽性+高血圧の妊婦のカイザー。
ノックの後、入室すると、おじさん二人が座っていました。
受験番号と名前を求められたので、それを告げて椅子の横に。
座ってくださいとの指示の後、着席。
まずは左の先生からの質問。
術前の問題点を5つ。次に胸部CT2枚が表示される。しかし、異常所見はわからず。
そして、術前に聴取しておくことを5つ。
全身麻酔で手術をすることになりました。ここで、口の写真が提示。歯がボロボロ。
ここで、口頭で口頭展開すると口腔内が浮腫状。
どのように挿管する?
試験が終わってから気づいたのですが、縦隔腫瘍で上大静脈症候群→口腔内浮腫状。
後から気づいて残念。。。。
結局ブジーを用いることにしました。
具体的にどのように挿管しますか?
どうにか挿管でき、手術も無事終了。
抜管前に気をつけることは?5つ。
再挿管の準備をして抜管します!といったが、
挿管のまま帰室することになりました。あああ。
ICUで気をつけつことは?
一問目終了。
続いて、右の先生から質問。
術前の問題点は?
術前に問診しておくことは?
麻酔方法は?
思いつくままいろいろ言ったが、
結局肥満のためルンバールできず、全身麻酔でカイザーへ。
術後の鎮痛方法について聞かれる。
手術終了後、痙攣が起きました。今は収まっています。
何を疑いますか?2つ。
子癇発作はさらっと出たが、もう一個が出ず、
術後鎮痛でTAPと言っていたので苦し紛れに局麻中毒!と答えた。
挿管のままICUへ。準備するものを5つ答えよ。
これで2問目終了。
結構、穏やかな雰囲気のまま時間は経過しましたが、わからないのがあると結構焦りました。
そして、雑談へ。カイザー結構やってる?MAXどれくらいの肥満でした?との質問。ここは落ち着いてお話しました(笑)
質問自体は、流れに乗って答えるとすぐ終わ tta.
次は実技。
退室後、部屋の外の椅子ですこし待ってから、隣の部屋に案内される。    
2人先生がいた。
問題は肝切の男性。60代?、結構肥満。パラでEpiしてください。研修医に説明するつもりでやってください。とのこと。
消毒・局所麻酔は終わったことにして、穿刺から初めてくださいとのこと。
まずは穿刺の部位の説明。はじめにラミナを探すも当たらず。結構深くまで針を刺しました(笑)。
刺し直しで、ラミナにあたり、頭側に。しかし、いつまでたっても抜けない。
焦っていると、試験官が、Epiの最中に患者さんに何を聞きますか?とのこと。
焦っていて、患者さんに声をかけるのを忘れていた(笑)。
いつまでたっても入らないので、試験官から、デュラパンしたらどう対応しますか?との質問あり。
まあ雰囲気はよかったと思う。
ここで終了。
次は実技の前に、小部屋の椅子で自分の順番が来るまで10分ほど待機。
バイトのおねぇさんの愛想がよかった。
で、実技2つ目。
ここも試験官2人。にこやかな感じの2人だ。
問題は舌癌の患者です。麻酔導入しました。換気可能です。挿管してください。
マスク換気を何回かしてからマッキントシュで挿管しようとするも挿管難しい。
このことを伝えると、では経鼻挿管することにしました。
何を準備しますか?との質問。マギールという言葉がなかなか出てこず焦る。
質問に答えると具体的にどう挿管するか聞かれる。
何回かマスク換気後に、鼻の消毒、E入局麻を綿棒で入れ、通りやすい鼻を見つけます。と答える。
通りやすい鼻は右でした。とのことで、右から6.5mmチューブ先行型でファイバー挿管しようとしたが、電気点いてない!
電気のスイッチを探そうと迷っていると付けてくれた。
入れてからピントが合っていないことに気づき、ピント合わせをしたが、全然ピントが合わない!
ピント合っていなくてもいいのか?と思いながら、一番マシなところでピントを合わせ、いざファイバーを突っ込む。
しかし、全然挿管できず、困っているうちに終了となる(笑)最後に、どのようにすれば、挿管しやすくなりますか?と聞かれた。
後で考えると、ファイバー挿管する時はいつでもライトの確認、ピントの確認、吸引の確認をするのだけれども、
あの状況だと結構意識しないとできないと思いました。
答えている時は必死で熱くなりましたが、冷静に振り返ると結構ボロボロかもしれません(笑)


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