普段の業務の傍ら、青本のおかげで効率よく勉強することができました。
まだ筆記は残っていますが、口頭試問・実技には、とても役立ちました。(とくに普段あまり馴染みのないペインの分野などまとまって載っていて助かりました)
口頭試問
- 胃癌幽門狭窄全身麻酔硬膜外麻酔
術前診察で確認しておきたいこと
硬膜外麻酔ができなかった、どうするか
それぞれの薬の量も
術中血圧低下、なにを考えるか、その対処法
腸間膜牽引症候群とアナフィラキシーの違い、鑑別、対処法
術後数ヶ月後に季肋部疼痛改善せず
オキシコドン20mg?でも改善ない、どうするか
→硬膜外ブロック、腹腔神経叢ブロック
合併症は?
ロールプレイ問題
患者さんだと思って話してください
疼痛コントロール
麻薬変更合併症対処
- MS
心不全NC1LでSpO2 92%
術前診察チェックすること
準備するモニター(一般的な準備以外で)
(テレビモニターに写された心エコーレポートを見て)読み取れる所見は?
SGカテプリセップカテーテルのやり方モニターを指し示しながら説明
ポンプ終了、そう脱血間抜去したあと、血圧低下rSO2など著明に低下した
何をするかリポンプ準備
TEEでTR高度、プロタミンショックでした
2回目のポンプ離脱後はプロタミンリバースなし
術後ICUの先生に申し送り
終始温和な雰囲気で、たとえ答えに詰まっても、誘導してくれる。
最後は時間があまり雑談。
実技
- 高度肥満腹腔鏡下広汎子宮全摘
抜管時、注意すること3つ。ただし、筋弛緩は十分拮抗、意識の確認もできています。
→リークテスト、舌浮腫、ETCO2波形の波形、頸部皮下気腫(最後の皮下気腫がポイントだったか)
抜管しましたが、呼吸不全となり換気が困難でした。
声門上器具を使って、換気してください。研修医に教えるていで説明してください。
(クラシックとAirQを選べる、実際にゼリーも塗って挿入)
声門上器具でも換気困難でした。
外科的気道確保とはどういうものがありますか?
→輪状甲状靱帯切開
どことどこの間をさすの?
→甲状靱帯と輪状靱帯の間です
どうしてそこがいいの?3つ挙げて
→うしろに血管がない、甲状腺がない、直下が気管
(隠されていたキットが出てきて)実際にやってください
(クイックトラックはなく、シンプルなキットのみ)
ガイドワイヤーの滑りが悪く、時間がかかりましたが、なんとか時間内に終了。
試験管はやや厳しめ。圧迫面接とまでは言わないが、ヒントも一切なし。
- サドブルロック
前立腺生検
患者さんに実際にやっているときみたいに説明してください
座位の人形が置いてある
消毒はなにを使う?穿刺部位は?どれくらいの量を?
座位の人形はやりにくく、後ろに滑ってしまうので、試験管の先生が人形を抑えてくれながら実際に脊麻。バックフローもきます。実際に薬液も注入。
思ったよりスムーズに脊麻が入ったのでかなり時間が余りました。
雑談して終了。
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