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2018年10月29日月曜日

57回麻酔科専門医口頭・実技試験体験談⑰

口頭試験

症例1
60代男性
縦隔腫瘍 
DM HbA1C;7.3くらい

・術前診察、問診でみるべきこと
・術前に外科医に尋ねておくこと
DMの治療内容、NYHA,H-J、術中体位、挿管チューブの種類、分離肺換気の必要性などと答えました

ダブルルーメンチューブを希望されました、体位は仰臥位だったと思います

喉頭蓋がかろうじて見える程度で動揺歯がありダブルルーメンチューブをなんとか挿管したい
介助者には何を依頼して挿管を試みるか

色々答えましたがBURPが正解だったようです

低酸素血症になった時の対応が聞かれるかと思いましたが聞かれませんでした

症例2
30代女性 妊娠38週  体重95kg 血圧160mmHg タンパク尿 緊急帝王切開 

・術前診察で尋ねること
・麻酔計画
・妊娠高血圧腎症で把握すべき検査項目→HELLP症候群のための検査を答えるべきだったようです

脊麻でするなら椎間レベルを把握するのに工夫は
→エコーで見る あるいは 座位で行うと答えるべきだったようですが答えられませんでした

術後鎮痛はどうする→腹直筋鞘ブロック

娩出後痙攣をきたしたが鑑別は
→子癇、局麻中毒、低血糖など答えました


実技試験
実技は2ブースで間に休憩ブースがありました


硬膜外麻酔
例年通り試験管を研修医と見立てて説明しながら肝切の時の穿刺レベル、パラメディアンで

留置後テストドーズで痺れあり、どうする
1椎間上で留置し直すと答えました
テストドーズで入れる局麻は?テンパってロピバカインと答えてしまいましたが最後に試験管の方が聴き直してくれました


経鼻ファイバー創管
ファイバーのライトがついてない、ピントもずれててそのまま観察してしまい時間がなくなりましたが
途中で気づいてかなり強引に創管しました

位置の観察法を問われ右上葉枝の典型的3分枝を覗きましたが全然分枝してなかったので焦りましたが
ここでタイムアップ
結果はわかりませんがここのブースがかなり危険だと思います

青本だけで対策しましたが十分だったと思います

筆記試験が延期になりましたが少し休憩してまた頑張ります

お世話になりました


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