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2016年10月6日木曜日

体験談㉔(第55回麻酔科専門医認定試験)




口頭試問
①食道癌の手術
エピ全麻で、分離肺換気の話で、酸素化低下したらなにするかとか、あと側臥位の神経損傷の可能性のある場所は、とかの質問です。
で術後1ヶ月後に側臥位で上の方にしてた手が痛くなったり、発赤、発汗みられて何かという話で私はようわからなかったのでパンコースト症候群かと思ったんですけど、答えは腕神経叢引き抜き損傷らしいんですが、これはちょっとなかなかないですよねーって試験官の先生もおっしゃってて和やかな空気でした
あと神経障害性疼痛の治療法とプレガバリンの副作用について質問されました。

②は膀胱癌の回腸導管、肥満の症例でetCO2があがってきたけど、原因考えられるものあげてって、その後体温上昇してきて、やっぱり悪性高熱ってストーリーでした。
悪性高熱の治療法と
外科医になにが起こっててどうしたらいいかをロールプレイで話して、そのあとICUでなにに気をつけて管理するかの話と、本人家族にICするっていうこれもロールプレイでした。

実技
①カイザーのスパイナル、薬液の種類と量、麻薬を入れる場合なにをどれだけかを答えさせる

 経食エコーの4チャンバーで僧帽弁前せんと右室の場所を聞かれ、そのあと経胃の短軸だして異常所見(側壁の壁運動低下で、どの冠動脈領域か)を聞かれた
②小児7歳の洞性徐脈HR40(頸動脈は触知)からVT除細動 何ジュールでするか
その後新生児のACLS
DAM
マスク換気困難な場合どうするか→人を集めて、二人法のマスク換気、声門上器具などを持ってきてもらう
それでもだめなら、輪状甲状膜穿刺
④斜角筋間腕神経叢の解剖
 神経の描出、穿刺

 スワンガンツカテーテルの挿入、圧の変化を書く

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