お疲れさまです。今回は、本当にお世話になりました。
無事、なんとか全科目合格することができました。
対策資料、ありがとうございました。
さて、以下体験談です。
【筆記】
マルチョイ消滅。X-2/X-3が多すぎてマーク自体が大変!
マルチョイに救われてできていた過去問の穴を突かれ、
ゆくゆくは「すべて選べ(正解数不明)」
とは言えA問題はまだましでしたが、Bで撃沈しました。
実感で言うと、55問中自信を持って回答できたのは5問くらい…
その勢いを引きずって、
そもそも新作問題なので出来はやはり良くなかったです。
問題数の配分が変わったせいもあり、難問揃いのせいもあり、
B・Cに関しては時間が足りなかったです。
【口頭】
1:2ヶ月男児の鼠径ヘルニア嵌頓緊急手術。満期産・標準身長・
手術/麻酔における注意点や必要な診察/検査所見について
麻酔方法は
抜管後SpO2低下、原因・対処は?
再挿管してICUへ。術後のバイタル・レントゲン(胸腹側面、
この辺はパニックで結局よくわかりませんでした。
縫合不全で再手術…だったのか?
2:30代女性の腹腔鏡下子宮筋腫核出術。喘息の既往
この症例に必要な診察/検査所見
麻酔計画・導入方法は
導入後ショック状態、原因は
アナフィラキシー症状。対処は。
状態が落ち着いた。手術はどうするか。
中止してICUへ。再手術はいつできるか・その前に何をするか。
パッチテストでロクロニウムに反応あり。麻酔法は。
再手術は開腹・腰椎くも膜下麻酔で施行。
術後体位変換(臥位→坐位)で頭痛。原因と対処法。
自己血パッチの方法(量やレベルなどまで)
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症例1は勤務先に小児外科がないためあまりピンとこなかったです
2ヶ月児のショックバイタルがわからず…頻脈・
症例2は比較的取り組みやすかったです。
5分間の準備時間に「大量出血かな?」
あまりの緊張で(おそらく)
でも加点方式という説を信じて、
思いつかないことはしょうがないと思い「思いつきません」
採点なのかただのスクロールなのかわかりませんが
iPadのクリック音が鳴らないと不安になりました。
【実技】
1-①
DLTを研修医がいれたが換気できない。どうしますか。
チューブが深すぎだったのか?とりあえず浅くして入れ直し。
気管分岐部でどっちが右かの判断理由、左B6を出す。
助手役の先生が結構手伝ってくれました。
1-②
別の症例の設定で気管支ブロッカーを入れてください
1-①
2-①
C/S症例のCSEA、硬膜外チューブだけ入れてください。
レベル・レベルの判断方法・チューブの深さなど。
局麻分の水が本穿刺のとき逆流してしまい、思わず「わ!」
「あ、それは無視でいいです」と言われました。
2-②
TEE。4chamber出して右室と僧帽弁前尖の位置・
出しやすかったです。
3-①
ACLS。全麻導入・挿管後のAsysで研修医と。
3-②
2ヶ月児BLS。PCUで急変の設定。2人法で。
4-①
ボランティアさんで大腿神経の描出、解剖をいう。
4-②
ファントムで平行法で穿刺。
4-③
エコー下SGカテ挿入。動静脈の判別法、穿刺位置、
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試験官はわりとみなさん優しかったです。
【まとめ】
筆記試験まではスタートが遅く、ゆとりもなかったため
筆記対策、主に過去問しか勉強できませんでした。
ただただ過去問を繰り返し、過去問で学んだ知識を青本で整理、
なので筆記試験のあと、
これはグランドスラムもあり得るぞ…
その節は青本が大活躍でした。ほぼ、これのみです。
特に勤務先で経験していない術式や症例に関してしっかり読み込む
口頭・実技が最終日(日曜日)だったのが本当に幸運でした。
丸1週間猶予があったのと、前日までの情報で、
TEEが必須・始業点検は出ない、と踏んで臨めたので…
筆記が合格できたのは我ながらびっくりですが、
要はA問題、つまり過去問をどれだけ落とさずいけるか、
先輩方もみなさんおっしゃっているとおりです。
いくつもの幸運で得た合格なので、
今後も勉強を続け無くてはならないなと痛感した試験でした。
Salaryman先生、体験談を書いてくださった先輩方、
本当にありがとうございました。
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