【体験談】
試験勉強は4月くらいから少しづつ過去問を解きはじめ、
具体的には過去問は5年分を3~4周はしました。
口頭試験や実技試験対策としては、
また、
筆記試験
筆記試験は東京で受けました。9時過ぎに会場に着けばいいので、
午前中はA問題で、ほぼ過去問通りで、9割は取れたと思います。
やはり過去問をしっかりやって、
3つ選べ問題も多く、曖昧な記憶だと厳しいです。
口頭試験
口頭試験は一週間後神戸でした。
そんなに不便はなかったですが、ポートピアホテルに泊まるのが、
待合室では、荷物はすべてカバンにしまわなくてはならず、
口頭試験(30分)
①70代男性 繰り返す一過性脳虚血発作と胸痛
頸動脈3D-CTとCAGの所見、どこが狭窄しているか
CEAとCABGどちらを先にやるか脳外科・心臓外科と相談→
CEAを先にやることになりました。麻酔何を気をつける
追加するモニターは
術中mep消失、対処は
術後合併症4つ
術後管理気をつけること3つ
その後CABGやることになりました。
回旋枝吻合中の血圧低下原因は?
対処法は?
手術終了後、ICUに入室しました。自発呼吸はありません。
②60代男性 肥満 舌癌術後で頸部放射線治療を受けている 腹腔鏡下結腸切除術が予定されている
術前問題点5つ(血液検査のデータあり、軽度貧血、
麻酔法は?
気道確保の計画?
レミフェンタとプロポで導入後、マスク換気困難 対処4つ
挿管試みて、コルマック3度、3回目で挿管出来ました。
デスフルランで低流量麻酔をします。挿管した後、
気道内圧が横軸と1回換気量が縦軸のグラフが表示されて、
頭低位にしたら、1回換気量が減り、酸素飽和度低下しました。
etco2と吸気co2と呼気デスフルラン濃度のアラーム設定が
手術は6時間で出血150g、輸液バランスは+
喉頭浮腫の評価は?→喉頭ファイバーやカフリーク圧の測定
試験官は比較的優しく、かなり誘導してくれた印象です。
結構盛りだくさんで、時間はほぼぴったりでした。
詰まってしまって、答えられない問題が増えると、
実技試験(1部屋10分)
①意識下経鼻ファイバー挿管→準備するもの、実際に施行、
輪状甲状間膜穿刺→実際に施行 どうしてこの部位でやるのか
②無痛分娩の硬膜外→穿刺部位とその理由、実際に施行
TEE→僧房弁前尖、右室を指摘 壁運動の低下部位とその時の心電図異常は?
③ACLS→すでに挿管されているところで呼ばれたという設定。
PALS→3歳だったかな。
④腕神経叢ブロック鎖骨上アプローチ→見えるものを指摘、
筋弛緩モニター→上肢に実際に装着、刺激の強さは?
ファントムで神経ブロック
内頚静脈CV穿刺
麻酔器の始業点検は2年連続で出ませんでした。
部屋によっては(特に神経ブロックの部屋)
最後に、salaryman-
今後受験される方々の御健闘をお祈りいたします。
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