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2015年10月13日火曜日

体験談㉓(第54回麻酔科専門医試験)



【筆記試験】
受験された先輩に聞くとみなさん『過去問』とおっしゃるので、ひたすら過去問を解きました。
5年分3回と6,7年前2回くらい解いて過去問だけでいいの不安になりましたが、苦手な問題は覚えるまでやりました。
受験してみてA問題しか差がつかないと思いますし、BC問題はA問題の周辺知 識を使ったので、過去問をやることは意味があったと思います。
自己採点ではA問題9割、B問題5割、C問題6割くらいでした。

【口頭試問】
・透析患者さんの大腿骨頚部骨折
術前にチェックすること、術後鎮痛の方法、高K血症の治療など聞かれました。
画像問題ではテント状T波が出ましたが、私はすぐにそれとは気づきませんでした。次の質問中に気付いたので、無駄かなとも思いましたが『さっきのテント状T波ですね』と言っておきました。
・ARDSとおもわれる患者さんの人工呼吸器管理
呼吸器の設定など(あまり覚えてなくてすみません、、、)
画像問題はフロー曲線が出て『換気量が減っている』とか『換気量が減る具体的な疾患な ど』を答えたり、設定ではカフもれでしたが『じゃあカフ圧はいくつくらいですか?』とか聞かれました。

【実技試験】
・ACLS
・意識下経鼻挿管、甲状間膜穿刺
・硬膜外麻酔、経食エコー
・神経ブロック(筋弛緩モニター装着、大腿神経の画像を出して説明、内エコー下頚CV穿刺、ファントムに穿刺)
でした。急がされるうえに、手技中に色々聞かれ忙しかったです。
あと試験管に『えっ?!』とか『へー、そうやってやるの!』とか言われて心が折れかけましたが、受かっているところをみると質問の配点は高くないのかそう答える作戦なのかとも思います。

以上です。次に受ける方のお役にたてば幸いです。

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