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体験談⑭(第54回麻酔科専門医試験)
筆記試験筆記は過去問3年分しっかり暗記しておけば合格の勢い。選択肢の幾つかに過去問そのままの選択肢が網羅されていて、残りに選択に迷う選択肢がある感じで~。あー、過去問もっと踏み込んでやっておけばよかったー。特にB問題で薬理や生理の問題が集中していました。逆にB問題では5このうちから2つ選べはほとんどなかったですねー。口頭試験口頭で僕が問われたのは上気道閉塞のある甲状腺機能亢進を伴う甲状腺腫瘍の摘出と、正中神経穿刺後の別の原因(おそらく頚部脊柱管狭窄症)による疼痛の再現による症例。前者では気道確保と甲状腺クリーゼへの対処方法、後者では症例が肘での正中神経損傷を超える領域(肩から肘への疼痛と運動神経障害)への疼痛から、神経障害生疼痛とは別の原因検索ができるか、その場合どんな検査をし、どんな麻酔科学的アプローチができるかを問う問題でした。実技試験実技は、1問目、妊婦のくも膜下麻酔。消毒薬に何を選ぶか、3つ問われました。続いて新生児の軌道内挿管と新生児の気道の特徴を3つ。3つ目は小児のPEA。HR40 頸動脈が触れるがサチュレーションモニターを拾わないという症例。ここでPEAを宣言することができず、僕は実技を落としました。3つ目は分離肺換気。急いで急いで~と言われながらブロンコキャスを挿入し、左の第二気管分岐とS6を提示するように指示され、ブロンコキャスが失敗した場合に備えて気管支ブロッカーの実技~。4つ目は麻酔機始業確認ではなく神経ブロック。後方TAPから斜角筋間腕神経叢の解剖と人形をもちいての内頸静脈穿刺からこんにゃくを用いての平行法エコー下穿刺までを8分という制限時間で~。そんな感じでした~
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