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2013年10月31日木曜日

気管挿管実習について

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現在私の務めている病院では、救急救命士の気管挿管実習を受け入れています。
ほとんどが男性なのですが、久しぶりに女性の方でこちらのやる気も俄然違ってくるのは悲しい男のさがです(・∀・)
 術前に麻酔の説明に加えて同意をいただくのですが、人によってはなかなか難しい。
 快く了解していただける患者さんがほとんどなのですが、やはり全身麻酔や気管挿管自体に対する恐怖(特に初めての手術の方など)が勝り、「実験台にされるのか( `д´) 」などと不快な思いをさせてしまうこともたまにあります。
 それはさておき、この挿管実習ですが、「喉頭鏡による気管挿管」である必要はあるのでしょうか・・・?



 最近はMcGRATH®やAWSなどの挿管器具が発達し、これらを使用すると通常の喉頭鏡では非常に困難な事例でも嘘のように簡単に挿管できてしまいます。特にMcGRATHはAWSに比べても非常に安価ですし、あえて難易度の高い喉頭鏡を用いる必要があるのか、最近疑問に感じています。もちろん喉頭鏡はどこにでもありますし我々には馴染みのある存在ですが、これから初めて喉頭鏡に触れるような方で実習後も頻繁に挿管する機会があるかどうかわからない救命士さんたちにはそういったデバイスのほうがひょっとしたら安全に手技を行えるのではないのかなと思います。もちろん費用などの面もありそう簡単ではないのでしょうが・・・。
 あるいは挿管よりは誤嚥のリスクはありますが、不適切なマスク換気や食道挿管のリスクを考えるとi-gelを初めとする声門上デバイスのトレーニングもよいのではないかなと思います(さらに安価ですし、最近のはクラシックLMAとくらべてとても簡単に挿入できますし・・・)。
 などと勝手なことを考えてたりしますが、挿管実習に携わっている先生方はどう思われますでしょうか・・・・(^_^;)






2 件のコメント:

  1. 関連ネタですが学会から緊急声明が出されましたね。
    こういうことを考える病院からは撤退しかないと思う。

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  2.  匿名さま、コメントありがとうございます。
     緊急声明読みました!ありがとうございますm(__)m

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