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2013年10月9日水曜日

体験記⑥

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口頭試問は
症例1
大腿骨頚部骨折
症例2
僧帽弁閉鎖不全に対する僧帽弁形成術
接遇問題
シバリングに対する主治医への説明
でした。

症例1の設問は
①この症例の問題点は何か5つ答えよ(高齢、肥満、DVTリスク、狭心症にてステント留置後、抗凝固薬内服)
②ステントの種類を2つ答えよ、それぞれの抗凝固薬の内服期間を答えよ、それぞれの手術に臨む際に抗凝固薬をどの様に内服させるか(もしくは止めるか)答えよ
③ヘパリンを使用する時のコントロールの仕方を術前(いつ止めるか、どれ位使うか)、術後(いつ再開するか)について答えよ
④抗凝固薬(ブラビックス、パナルジン、ワーファリン)の休薬期間を答えよ
⑤術後鎮痛を経静脈的方法を使用した場合と、ブロックを使用した場合について答えよ

症例2の設問は
①一般的な検査(血液検査、心電図、胸写など)を除き、この症例に必要な検査を3つ答えよ
②術前の定期薬内服(ACE阻害薬とループ利尿薬を内服)をどうするか答えよ
③導入後に血圧が低下した時の対処法について答えよ→恐らくForrester分類Ⅳ群に対する対処が求められている
④(画像問題)人工心肺離脱後にTEEでこの様な所見が得られた。所見は何か?どの様に対処するか?→人工心肺に再度のせ、再度形成するor置換する事まで答えて初めて◎
問題なく僧帽弁形成術が終了した時の麻酔管理の要点を1つ述べ、どの様にそれを実現するか答えよ。
⑥復温後に、咽頭温35度、膀胱温25度だった時に何を考え、どのように対処すえうか答えよ→資料の模範解答では不十分だった模様です。

接遇問題は
①この震えは何ですか?
②シバリングと痙攣はどう違うのか?
③何でこんな事が起こるのか?
④私(主治医)はどのような処置をしたら良いか?
⑤家族にどのように説明したら良いか?
を問われました。今年の試験官はどなたも優しかったとの噂です。


実技試験は
症例1
経鼻ファイバー挿管
症例2
内頚静脈エコー描出+斜角筋間ブロック描出+ファントムでのエコー下穿刺
症例3
ACLS(心静止→Vf)
症例4
麻酔器点検
でした。

症例1は
①鎮静はどうするか?
②事前にどの様な準備が必要か?
③実際にやってみてください。
④深さの調整はどのようにしますか?
⑤右B1-3の位置を教えてください。

症例2は
①内頚静脈周囲の構造解説、なぜそれが内頚静脈なのか?
②斜角筋間の腕神経叢、その周囲の構造を解説しなさい。
③エコーガイド下でファントムを穿刺しなさい。
④CVCガイドラインで感染予防に何が必要とされているか→スタンダードプリコーション
⑤それについて必要なものを、患者側、医療者側について述べなさい→患者側;全身を覆う滅菌ドレープ、医療者側;帽子、マスク、滅菌手袋、滅菌ガウン

症例3はそのまま

症例4は
①麻酔器点検しなさい。
挿管中の患者で突然気道内圧上昇した時の鑑別を2つ挙げなさい。
でした。

自分が分かるのはここまでです。

本当にどうも有難うございました。

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