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2013年10月10日木曜日

体験記⑬

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実質、勉強をはじめたのは5月からです。
先生の青本がなければ、まず合格することは不可能でした。

(筆記試験)
過去問を5年分4回ときました。
5年分を51回からさかのぼってといていきました。
51回、50回は難しかったのですが、49回くらいから似通った問題が出てくるようになってとける問題が増えてきました。
間違えたところは付箋をはり、何度も見直すという感じで勉強しました。


受験後の感想ですが、47回からも数問出題されており、最低5年分といておく必要があると思いました。
余裕があれば6年分といておくと、気持ちの面で安心感があるかもしれません。
試験後、口答・実技の勉強がまったく終わっていませんでしたので、自己採点はできておりません。。すみません。
B.Ⅽはまったくできてないと思います。おそらく半分くらいしかできておりません。
ただ、過去問に似ている問題があって、過去問をといていなければ、もっとできなかったと思います。

(口答試験)
1、陳旧姓心筋梗塞後 (PCI留置後、ワーファリン内服中) の脳出血患者の緊急麻酔

追加の術前必要と思われる検査、術前の問題点

②ステントについて(それぞれの特徴といつから手術をしてよいか
→一応POBAも答えました。試験管からは、特に指摘されませんでした。

術後合併症について

④術後の脳血管攣縮の予防について

⑤ワーファリンの拮抗について

2、高齢者の帯状疱疹(写真にて診断させる問題)

①初期治療
TAPブロックについて(画像をみせられ、それぞれの筋の名前とどの部位に薬液をいれますか?という質問)
オピオイドを使用するなら何を使うか2種類答える問題
トラマドール投与量
④セロトニン症候群の症状を述べよ

3、17歳女子の側弯症手術当日に咽頭痛と発熱あり、どうするか、整形外科主治医とディスカッションしろ、との問題。



(実技試験)
8分×4部屋でした。
試験官を研修医とし、説明しながら試行してくださいという設定でした。

①鎖骨下静脈穿刺に先がけエコーで鎖骨下動脈・静脈・胸膜を同定させる。
次に、エコーガイド下で内頚静脈ラインを確保

②ACLS(PEA→Vf対応)

③DAM(換気は可能、AWSやBFなど好きなもので気道確保し口頭の質問は挿管がAWてください。
AWS、BFなどでも不可の場合はどうするか?

麻酔器始業点検

でした。

今思うとことは、試験勉強は大変でしたが、いままであいまいにしていた部分の再確認、勉強になりました。
試験勉強で得た知識を、日々の麻酔に少しでも生かしていこうと思います。

先生の資料には本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
これからもますますのご活躍をお祈り申し上げます。

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