さらりーまん麻酔科医の専門医試験対策ページです。これからもよりよい対策資料を作っていきたいと思っています。 何かご相談などあればいつでもメールください。 ※ブログ引っ越しました。
2012年5月13日日曜日
まとめ:硬膜穿刺後頭痛(PDPH)
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□基礎知識
・硬膜の穿刺部から脳脊髄液が漏出し、髄膜や脳神経を牽引することで起こると考えられている。
・一般に3日以内におこる
・強い頭痛。後頭部〜頸部に限局することが多く、座位あるいは立位で悪化し、仰臥位で改善する。
・ペンシルポイント針では起こりにくく、約1%。
□危険因子
・女性
・若年者
・妊婦
・肥満患者
□治療
・カフェイン(300-500mg経口あるいは静注)
・NSAIDs(カフェインを含むものが多い)
・輸液
・硬膜外血液パッチ(20〜30ml。無菌的に採血し注入)。
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