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2012年5月12日土曜日

まとめ:輸血関連①輸血の効果


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輸血効果の目安 ()内はよく使用されるパック
RCC-LR(2単位/pac。およそ280ml)
大量急速輸血では、低体温、低Ca血症、高K血症、希釈性血小板減少を起こす

 予測上昇Hb(g/dl)=投与Hb量(g)/循環血漿量(dl)
※RCC280mlにはおよそHbが53g。
※循環血漿量の目安は 体重(kg)×0.7

FFP(3単位/pac。およそ240ml)
・PT-INR>2.0 
・フィブリノゲン<100mg/dl
・ワーファリンの急速リバース
・DICなどで用いる
循環血漿量に匹敵〜1.5倍に達する出血がある場合
大量輸血には15ml/kg程度を輸血する(あくまで目安)
ワーファリンのリバースには5ml/kg(普通の体格では1〜2パック程度)

血小板輸血(10単位/パック。およそ200ml)
10単位にはおよそ2000億個の血小板。体重60kgの人で2.5万/mm3程度の上昇が見込める。
循環血漿量の2倍程度の出血がある場合




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