さらりーまん麻酔科医の専門医試験対策ページです。これからもよりよい対策資料を作っていきたいと思っています。 何かご相談などあればいつでもメールください。 ※ブログ引っ越しました。
2012年5月25日金曜日
まとめ:術中の高二酸化炭素血症、EtCO2上昇
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□二酸化炭素産生量の増加
・シバリング
・ブドウ糖の過剰投与(高カロリー輸液など)
・発熱
・甲状腺機能亢進状態
・悪性高熱症
・再呼吸(一方向弁の不良、二酸化炭素吸収剤の劣化)
□低換気によるもの
・麻酔薬(静脈麻酔薬、吸入麻酔薬、麻薬など)の投与(自発呼吸の場合)
・筋弛緩薬の効果残存(自発呼吸の場合)
・痛みによる影響(特に開胸、開腹術)
・気管チューブトラブル(分泌物、屈曲、カフ漏れ)
・患者側の要因(バッキング、息こらえ、肺水腫や気管支痙攣、気胸など)
・人工呼吸器の不適切な設定
□その他・手術中の処置によるもの
・炭酸水素ナトリウムの投与(一過性)
・ターニケットの解除(整形外科手術など。一過性)
・大動脈遮断解除(心臓外科・血管手術など。一過性)
・二酸化炭素による気腹(初め上昇、15分程度でプラトーに達する)
□参考文献・書籍・Web
1)麻酔への知的アプローチ p333-337
2)MGH麻酔の手引き p338-339
3)麻酔科シークレット第2版 p200-203
4)麻酔科研修チェックノート p172
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