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2012年4月29日日曜日

まとめ:抗凝固・抗血小板療法と硬膜外麻酔


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ちなみに当院では硬膜外穿刺の適応は・・・
・臨床的な出血傾向がないこと
・血小板が10万/μl以上
・PT-INR<1.3(施設によっては1.5未満)
・ヘパリン持続投与後であればACT<150秒(施設によっては180秒未満)



抗血小板薬
・アスピリン、NSAIDsに関しては考慮それほど必要なし
・チクロピジンは14日前に中止
・クロピドグレルは7日間前に中止

未分画ヘパリン皮下注射
・それほど考慮必要なし

未分画ヘパリン持続静注
・穿刺前4〜6時間前に中止
・穿刺後再投与までは1時間以上あける
・カテーテル抜去時は2〜4時間前に中止し、再開までは1時間以上空ける。

低分子ヘパリン
・穿刺前12時間前に中止(1日2回投与では24時間)
・再投与はカテーテル抜去まで避ける。抜去後2時間以上あける

ワーファリン
・穿刺3〜5日前に中止。術前PT-INR<1.3を確認
・抜去まで毎日PT-INRチェック。PT-INR<1.5で抜去可能。投与再開は同日で可

フォンダパリヌクス
・穿刺は前回投与より36〜42時間空ける。その場合もカテーテル留置は避ける
・術後初回投与はカテーテル抜去から2時間以上たってから。





□参考文献・書籍・Web
1)MGH麻酔の手引き p286,295−298
2)合併症麻酔のスタンダード p89-93
3)麻酔科エラーブック p390
4)麻酔科トラブルシューティングAtoZ p160-164
など

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