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2012年4月9日月曜日

まとめ:脳死判定基準関連④


脳死判定医の条件(倫理委員会で選定)
1)脳神経外科医、神経内科医、救急医または麻酔・蘇生科・集中治療医で、学会専門医または学会認定医の資格を持つ者
2)脳死判定に関し、豊富な経験を有する者。
3)臓器移植に関わらない者。

⇒脳死判定は上記の資格を満たす医師が2名以上で行う
少なくとも1名は第一回、第二回の脳死判定を連続で行う



補足:実際の脳死判定の手順
[1]必要書面の確認
・意思表示カード等、脳死の判定に従い、かつ臓器を提供する意思を示してる本人の書面
・脳死判定承諾書(家族がいない場合を除く)
・臓器摘出承諾書(家族がいない場合を除く)
[2] 前提条件の確認
[3] 除外例の確認
[4] 生命徴候の確認
[5] 深昏睡の確認
[6] 瞳孔散大、固定の確認
[7] 脳幹反射消失の確認
[8] 平坦脳波の確認
→聴性脳幹誘発反応の消失:必須条件ではないが確認することが望ましい。
→[6][7][8]の相互の順序は問わない。
[9] 自発呼吸消失の確認 (必ず[6]~[8]の確認の後に実施する)
[10] 脳死判定記録の確認
1) 脳死判定の的確実施の証明書 p.48
2) 脳死判定記録書 p.50
3) 脳死判定の検査結果について、診療録に記載し又は当該記録の写しを貼付する。






□参考文献、書籍、Web
1)(社)日本臓器移植ネットワーク 法的脳死判定マニュアル
http://www.jotnw.or.jp/jotnw/law_manual/law5.html#top
2)インターネット講義:神経内科
http://www2.hama-med.ac.jp/w1b/med1.backup/gaku/lecture_n/braindeath.html
3)脳死判定基準 
http://www.udatsu.vs1.jp/no_si.htm
4)脳死判定基準概要
www.mhlw.go.jp/shingi/2010/04/dl/s0405-4h.pdf
5)法的脳死判定マニュアル
http://pikaia.v-net.ne.jp/nosimanu.html

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