さらりーまん麻酔科医の専門医試験対策ページです。これからもよりよい対策資料を作っていきたいと思っています。 何かご相談などあればいつでもメールください。 ※ブログ引っ越しました。
2012年4月4日水曜日
まとめ:新生児〜乳児の体温調節の特徴
52回まとめファイルについての最新情報は こちら から
51回専門医試験の体験記については こちら から
51回まとめファイル購入者の方々の結果と寄せられた声は こちら から
お問い合せ、体験談、筆記試験採点結果は classicanesthesia2@gmail.com まで
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・体温中枢が未熟
・脂肪が少ない
・体重あたりの体表面積が大きい(熱損失は外表面積に比例する)
・分時換気量が大きい
・手術室は低音低湿度であることが多い
・筋肉量が少ない(シバリングによる熱産生が不十分)
・非ふるえ性熱産生が褐色細胞腫で行われるが効率が悪い上に酸素消費量を増加させる
⇒以上の理由により、新生児〜乳児は低体温に陥りやすい。加温ブランケットなどによる積極的な保温・加温を!(でも容易に高体温になるため温め過ぎに要注意!)
またこの時期の小児は・・・
・頭部の面積が広く、ここからの熱喪失が大きい
・寒冷ストレスにより心血管抑制や低灌流性アシドーシスを起こしやすい。
・ただでさえ体重あたりの体表面積が大きいことに加え、そこを冷たい消毒液をかけられることによりさらに熱が奪われる(直接冷却+気化熱)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿