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2012年4月4日水曜日

まとめ:新生児〜乳児の体温調節の特徴


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・体温中枢が未熟
・脂肪が少ない
・体重あたりの体表面積が大きい(熱損失は外表面積に比例する)
・分時換気量が大きい
・手術室は低音低湿度であることが多い
・筋肉量が少ない(シバリングによる熱産生が不十分)
・非ふるえ性熱産生が褐色細胞腫で行われるが効率が悪い上に酸素消費量を増加させる

以上の理由により、新生児〜乳児は低体温に陥りやすい。加温ブランケットなどによる積極的な保温・加温を!(でも容易に高体温になるため温め過ぎに要注意!)

またこの時期の小児は・・・
・頭部の面積が広く、ここからの熱喪失が大きい
・寒冷ストレスにより心血管抑制や低灌流性アシドーシスを起こしやすい。
・ただでさえ体重あたりの体表面積が大きいことに加え、そこを冷たい消毒液をかけられることによりさらに熱が奪われる(直接冷却+気化熱)
 

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