さらりーまん麻酔科医の専門医試験対策ページです。これからもよりよい対策資料を作っていきたいと思っています。 何かご相談などあればいつでもメールください。 ※ブログ引っ越しました。
2014年4月16日水曜日
おすすめ・参考にした本②(麻酔科領域全般)
<麻酔科領域全般の本(研修医にもおすすめ)>
◎ミラー麻酔科学
泣く子も黙る知らないものはいない教科書。日本の版はやや古くなってしましましたが・・・。分量もすごいが値段もすごい(^_^;)。とりあえず困ったらひらくと何かしら得るものはあるが、とても持ち歩いたりすることはできない本。もともと2分冊だったのだが、日本版を作るにあたって1冊にしたために、分厚く、1枚ごとの紙の厚さが薄くて使いづらいのが難点。でもすごい本。
◎MGH麻酔の手引 第6版
言わずと知れた本ですね。
◎実践臨床麻酔マニュアル
これも結構分量は多いのですが、ちょっとしたことを調べるのに適した本。術前合併症から手術別の管理、術後まで簡潔にわかりやすく掲載されています。おすすめ(^^)
◎麻酔前の評価・準備と予後予測―病態に応じた周術期管理のために
個人的にかなりおすすめな術前評価の本。分量も結構多いです。こういった本はまとめて読むというよりは、担当する症例ごとに毎回読み込むことでじわじわと染みこんでくるタイプですね。
◎麻酔への知的アプローチ
これも言わずと知れた稲田先生の名著ですね(^^)版を重ねるごとに分厚くなってます(^^)
◎麻酔科臨床の書
随分前に買いました。チェックノートなどと一緒で麻酔科研修前・研修中に是非読んでもらいたい一冊。若干古いですが、症例ごとに基本的な考え方などが書かれています。この続編は心臓手術について書かれていてそちらもおすすめ(^^)
◎麻酔科専門医口頭試験の達人
アメリカの専門医試験の対策本です。考え方は参考になりますが、現在の日本の専門医試験には直結はしてない感じです。が、余裕のあるときに読んでいたほうがいいと思います。
◎麻酔科シークレット (シークレットシリーズ)
定番ですね(^^)
◎若い医師のための麻酔科学 改訂版 (コンパクト研修医マニュアル)
麻酔科研修なこれか、讃岐先生の本で決まりでしょう(^^)
◎麻酔科研修チェックノート 改訂第4版〜書き込み式で研修到達目標が確実に身につく!
みなさんおなじみの讃岐先生の本。麻酔科研修の決定版でしょう!こまめに改訂されていて見やすく、ポケットにも入ってとても安い。研修医に研修中の本を聞かれたらとりあえずこれを持っとけと言っています。
◎麻酔科薬剤ノート―周術期の麻酔・救急対応薬の使用のポイント
これも讃岐先生の本。チェックノートとあわせてどうぞ(^^)
◎麻酔の前に知っておきたい 手術手順と麻酔のコツ
専門医試験にどうのこうのいう本ではありませんが、チェックノート、薬剤ノートとの麻酔科初期研修の3点セットにちょうどよいかなと思っています。手術別の最低限のチェックにちょうどよいかも。
◎麻酔の達人-実践麻酔手技免許皆伝-
麻酔科の手技や合併症についてアメリカンジョーク満載の口語体で書かれた本。これを訳すのは大変だったと思います(まえがきにも書かれていますが(^_^;))。ただ、内容はそれなりに骨太で、麻酔科医だったら「そうそう」と相槌を打つことも多い、読んでいて楽しい本です。若干高いですが・・。
◎周術期管理チームテキスト (第2版)
麻酔科学会が出している本。周術期管理についてひろ〜くあさくまとめている本。手術室勤務になった看護師さんたちに薦めています。分厚いんですがとても安くて概略をつかむにはよい本だと思います。
◎麻酔科学レビュー 2014―最新主要文献集
どこにでも置いてある本(^^)。試験にはほぼ関係ありませんが、年ごとに最近のトピックスについて把握ができます。抄読会のネタ探しにも有用(^_^;)
◎麻酔科ポケットレファランス
帯にプロフェッショナル専用!と書かれています(^_^;)。内容はアメリカの本らしく、簡潔に必要最低限の知識がズぁ~っと羅列されています。読む本ではなくあくまでチェックするための本。
<術前評価の本>
◎術前患者評価・管理の手引―臨床的なリスク評価と質の向上に向けて
若干古く、基本的なことは抑えられていますが、ちょっと読みにくいかな・・・
◎合併症患者の麻酔スタンダード
よく見る合併症ごとに整理されています。長すぎず、細かすぎず術前に毎回チェックするだけでも役に立ちます。
<合併症対策やトラブルシューティングの本>
◎麻酔科トラブルシューティングA to Z
麻酔科診療プラクティス:トラブルシューティングの流れを組む本。およそ遭遇するであろう術前・術中合併症が網羅されており、分量も項目ごとに多すぎずとても役に立つ本。少々お高いですが買って損はない一冊(^^)
◎麻酔科エラーブック
エラーブックシリーズ(原著はAvoiding anesthesia errors)の麻酔科版。他にICUとERなどがあります。項目もわかりやすく、書いた人の実体験にもとづく頭でっかちなエビデンス本ではない読んでいて共感することの多い本。ぜひ一読を。4〜5年目の麻酔科医が読むと初期研修の時には気にもしていなかったことが多く書かれていて面白いと思います(^^)。
<試験対策の本>
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第52回(2013年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第51回(2012年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第50回(2011年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第49回(2010年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第48回(2009年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第47回(2008年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第46回(2007年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第45回(2006年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集〈第44回(2005年度)〉
◎麻酔科専門医認定筆記試験―問題解説集 (第43回(2004年度))
とりあえずこれがないと始まらないでしょう(^^)最低5年分はやりましょう。ただ、10年たつとだいぶ古くなった記述や薬もあるので、適宜修正して考える必要はあります。
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