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2012年5月9日水曜日

まとめ:周術期血糖コントロールについて


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血糖コントロールの目的
※要は以下の高血糖による弊害を予防すること
・高血糖により免疫能が低下し、気道・尿路感染症・創傷治癒遅延のリスク。
・高血糖による浸透圧利尿により循環血液量が減少するリスク。
HONKやDKAのリスク。
・ただし低血糖、低カリウム血症には要注意!!



コントロールの一例
一時期強化インスリン療法(血糖値80-110mg/dl)が脚光を浴びたが、高頻度の低血糖のリスクもあり、未だゴールデンスタンダードと呼ばれるものはない
・無難なラインとして120〜180mg/dl程度を目標にインスリン投与を行うことが多いようである。
ブドウ糖の投与は0.1g〜0.2g/kg/h(普通の体格の人で5〜10g/h)程度の負荷をする。
・インスリンの使用量や使用方法は施設、施行医により様々である。
[速効型インスリン使用例]
・120~180mg/dl ⇒様子見
・180~250mg/dl ⇒インスリン2単位静注 あるいは 1~2単位/hで持続開始
・250mg/dl<    ⇒ インスリン5単位静注 あるいは2単位〜/hでインスリン開始
・以後50mg/dlを超えるごとに0.5〜1単位/h増加させる
など




□参考文献・書籍・Web
1)http://www.nms.ac.jp/hokuane/protocol_4.html 日本医科大学千葉北総病院麻酔科
2)ICUマニュアル:p542-547
3)SICUpearls p120
4)麻酔への知的アプローチ p236

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