さらりーまん麻酔科医の専門医試験対策ページです。これからもよりよい対策資料を作っていきたいと思っています。 何かご相談などあればいつでもメールください。 ※ブログ引っ越しました。
2011年10月17日月曜日
冠動脈ステントとPCI後の手術
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□POBA(plain old baloon angioplasty)後2週間は急性のエラスティックリコイルや血栓形成の可能性が高いため、アスピリンを投与しながら2〜4週間待って行う。
□BMS(bare metal stent)も留置後2週間は血栓が高頻度に形成される。4週間を過ぎるとステント内血栓の頻度が低下。留置後4週間は2剤併用抗血小板療法(アスピリン+クロピドグレルやアスピリン+チクロピジン)を行った後に、待機手術を行う。
□DES(drug eluting stent)留置後は6ヶ月過ぎると周術期心血管合併症のリスクが低下するが晩期血栓症が問題となるため、最低12ヶ月は2剤併用抗血小板療法を行い、その後待機手術を施行するべきとの勧告が出されている。いずれのPCIでもアスピリンは原則的に周術期も継続。
□非心臓手術での予防的PCIの有用性は否定的。
要するに・・・
□POBA:2剤併用で4週まて
□BMS:2剤併用で4週まて
□DES:2剤併用で12ヶ月まて
いつやるにしろアスピリンは継続。
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