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術前検査・問診
□スパイロメトリ
□血液ガス
□最終発作・程度
□投薬内容(テオフィリン・吸入β2刺激薬・吸入ステロイドなど)
□最近の上気道感染
□喘鳴の有無
検査所見
□血液ガス:寛解期は正常。気道狭窄が進むとPaO2の低下、PaCO2上昇(初期は代償性の過換気で低下)
□スパイロメトリ:発作時は閉塞性呼吸機能障害
□一秒量・一秒率・ピークフローの推移の把握
□テオフィリン内服患者では血中濃度の測定
※アスピリン喘息
□小児ではまれ。成人の10%
□アセトアミノフェンの交差反応5%
□思春期以降からみられる。30〜40歳に好発
□慢性副鼻腔炎、鼻茸の合併多い。
麻酔法
□全身麻酔と局所麻酔(硬膜外・脊麻含)で危険性の差なし
□交感神経遮断による気管支攣縮はあまり問題にならないとの報告あり。
□プロポフォール、ケタミン使用
□TIVAよりは強力な気管支拡張作用のある吸入麻酔が有利
□慣れた麻酔方法で。
発作時の治療(麻酔中)
□吸入麻酔薬濃度を酸素濃度を上げる
□β2刺激薬の吸入(回路)2puf
□テオフィリン投与(賛否あり):3〜4mg/kg緩徐静注。0.8〜1.0mg/kg/hr持続。
既投与患者では半量以下で。
※副作用:頻脈・不整脈。重症になると痙攣、死亡。
□ステロイド点滴
ヒドロコルチゾン200〜500mg(小児5~7mg/kg)
メチルプレドニゾロン40~125mg(小児1~1.5mg/kg)
デキサメタゾン・ベタメタゾン4〜8mg のいずれか
※アスピリン喘息患者ではハイドロコートンか、デキサメタゾン、ベタメタゾンを。
□エピネフリン皮下注
0.1エピネフリン0.1~0.3ml皮下注。20~30分ごとに。頻脈・不整脈に注意(特にIHD、甲状腺機能亢進症、DMなど)
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