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術前チェックポイント
□BMI(35以上で重症加算)
□高血圧の合併の有無(肥満患者の50〜60%)
□糖尿病の合併の有無(非肥満患者の3〜4倍)
□虚血性心疾患の合併の有無
□脳血管障害の合併の有無
□肝障害の合併の有無(90%に脂肪肝などの組織学的異常)
□睡眠時無呼吸症候群の合併の有無
□閉塞性・拘束性呼吸障害の合併の有無
□気道確保困難・挿管困難の可能性
□深部静脈血栓・肺塞栓症のリスク(2倍)
□術後創感染の頻度高い
□胃液量も多く、pHも低い。胃食道逆流や食道裂孔ヘルニアの合併が多いことや腹腔内圧の上昇などから、特に病的肥満の場合の誤嚥のリスク高(胃内容の排出は速いらしい。)
麻酔管理について
□FRC低下、酸素消費量増大のため、無呼吸で容易に低酸素血症に陥る。
□頭高位にすることで低酸素血症になるまでの時間を延長できる。
□気道確保に関しては常にDAMを意識しておく。
□圧迫により皮膚循環障害や末梢神経障害を起こしやすい。得に糖尿病患者。
術後管理について
□気管チューブ抜去は完全覚醒後に。
□低酸素血症に注意する。
□肥満患者の約3割に肺炎や術後無気肺あり。健常者と違い抜管24時間後も改善しない。
□術後にCPAPやNPPVが必要になることもあり(特に睡眠時無呼吸症候群患者)
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