Millerなどの成書を忙しい臨床の合間にただただ読んでいくのは(一部の超優秀なマニアックな人を除いて)無謀であり、試験対策だけを考えれば非効率的です。教科書はあくまで日々の症例ごとに辞書的に使うことで、知識の重ね塗りをしていくにとどめましょう。
普段の臨床においては、その症例の問題点・注意点を練習のために声に出して確認、麻酔器始業点検も毎日とは言いませんがちょこちょこと実際に練習し、バイタル変化やその時に起こってほしくないことが起きた場合にどう鑑別と対処を行っていくかを念頭に置いて行うべきです(まぁ当たり前ではありますが・・笑)。
また、抗がん剤治療や各種診断なども問われていますので、術前の診断の根拠となったCTやMRI、抗がん剤の種類や量まで目を通しておきましょう。まとめてするものではないのでちょこちょこと見ることを繰り返すことで、投薬内容、種類、量、読影の仕方などが染み込んでいけばいいと思います。余裕があれば緩和ケアも。
麻酔科学会のHPで見られる各種ガイドラインは必ずダウンロードして、目をしっかりと通しておきましょう。特に気道管理ガイドライン、危機的出血のガイドラインなどは頻出です。
JB-POTを取得しておくとTEE関連の問題は楽勝だそうです。
口頭試験も実技試験も明らかな勘違いだろうなぁとわかるもんは訂正してくれるそうです(試験官の先生次第な気もしますが(^^;;)
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