私が夜間のER当直やバイト先での呼び出し対応、ICU当直時のために買った本たちです。研修医のころから使用しているものも。
<内科・一般診察など>
◎ベイツ診察法
◎マクギーの身体診断学―エビデンスにもとづくグローバル・スタンダード
◎JAMA版 論理的診察の技術
◎考える技術 臨床的思考を分析する 第2版
どれかは絶対に持っていたほうがよい名著。どれも分厚いですが(^_^;)
<救急・一般領域>
◎研修医当直御法度 第5版
◎研修医当直御法度 百例帖 第2版
おそらく持っていない研修医はいないであろうほど普及した本。第5版は私もM2plusで購入してipadminiに入れて見ています。百例帖は症例帖の改訂版。大改訂・増量!
◎内科レジデント実践マニュアル―経時的流れに応じた適切な治療
現在第9版。研修医のときによく使っていました(版は古いですが(^_^;))
◎レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック 改訂2版
とても有名なブログ「レジデント初期研修用資料」を書かれているmedtoolz先生のまとめのノートを整理された本です。とても安く、その日を乗り切るための知恵がたくさんつめ込まれています。先生のページの資料にはとてもお世話になりました。ちなみにオーム社のページでPDF版もダウンロードできます。
◎レジデント初期研修用資料 医療とコミュニケーションについて
こちらもmedtoolz先生の著書。ブログでのコミュニケーションや"空気を読む"系の投稿にかかれていたものを編集された本です。文体には好き嫌いがあるかもしれませんが、読み物としてなるほどなと思うところも多々あり面白い本です(amazonのレビューではあまりに現実的すぎておすすめできないと書かれている方もいらっしゃいましたが・・・(^_^;))。
◎ER・救急シークレット (シークレットシリーズ)
若干古くなってきましたが、「あれ何だったかな?」というときに引いています。
◎ERエラーブック
エラーブックシリーズのER版です。レジデントから専門医まで誰が読んでも役に立つ1冊。ワンポイントアドバイスやピットフォールの宝庫のような本です!
◎ステップビヨンドレジデント 1 救急診療のキホン編
◎ステップビヨンドレジデント 2 救急で必ず出合う疾患編
◎ステップビヨンドレジデント 3 外傷・外科診療のツボ編
◎ステップビヨンドレジデント 4 救急で必ず出合う疾患編 Part2 (4)
◎ステップビヨンドレジデント 5 外傷・外科診療のツボ編 Part2 (5)
◎ステップ ビヨンド レジデント 6 救急で必ず出合う疾患編 Part 3
◎ステップ ビヨンド レジデント 7 救急診療のキホン編 Part2〜電解質異常、エコー、CT、乳児診療などにメキメキ強くなる!
救急で有名な林先生のシリーズです。ER当直の時にこそこそとよみつつ偉そうに研修医に指導していました(多くの研修医も読んでいますが・・・(^_^;))。⑦は今月出たばかりでまだ届いていません。口語調で読みやすく、でも中身は骨太です。
<集中治療領域>
◎INTENSIVIST Vol.1 No.1 2009(特集:ARDS)
記念すべきINTENSIVISTの第一巻。2009年時点でのARDSの病態・人工呼吸管理について特集されています。この後自分でのアップデートはほとんどできていないんですが・・・orz
◎INTENSIVIST VOL.1NO.3 2009 (特集:AKI)
こちらも初年度の本。AKIについて2009年時点での現状と管理について特集されています。レビューでも書かれていますが、とりあえずの知識と最近の考え方について詰め込むには最適な一冊かと。
◎ICUエラーブック
エラーブックシリーズのICU版。麻酔科エラーブック、ERエラーブックなどと同じようなコンセプトで日常に遭遇する、これどうしようかなという事例や、こういうやり方があるんだな、という知識と実践の書です(^^)
◎ICU実践ハンドブック―病態ごとの治療・管理の進め方
外科の先生に薦められて買ってみました。およそICUで実際に携わることに関してはほとんど網羅されていると思います。文章も読みやすく、項目事の最後の「ICUなので」の部分がお気に入りです。
◎ICUブック 第3版
◎The ICU Book (International Edition)
これに関してはもはや言うことはないでしょう。世界的名著です。日本語版は原著第3版の訳ですが、最新のものは4版が英語版で出ています。
◎救急・集中治療医学レビュー 2012ー’13―最新主要文献と解説
毎年出ている例の本。決して読んでいて面白い本でもないですが、とても勉強になります。特に日頃絡んでない部分は(^^)。新しい版が出ていますがまだ買ってません。
◎教えて! ICU 集中治療に強くなる
研修医との勉強会用に購入。会話形式で実際の会話が想定できてとても使いやすい。
◎臨床に直結する集中治療のエビデンス―ベッドサイドですぐに役立つリファレンスブック
最近読み始めた本。普段そんなに集中治療に関わらないですが、たまに相談された時などに役立ちそうなのです。
<輸液・電解質など>
◎周術期の輸液 (FOR PROFESSIONAL ANESTHESIOLOGISTS)
分量も多くすべて読むのは大変だが、輸液がポイントとなる手術(心臓・脳外科・産科など)についても詳しく書かれておりとても勉強になります。
◎周術期輸液の考えかた―何を・どれだけ・どの速さ
◎輸液ができる、好きになる―考え方がわかるQ&Aと処方計算ツールで実践力アップ
◎酸塩基平衡、水・電解質が好きになる―簡単なルールと演習問題で輸液をマスター
好きになるかどうかはともかく(^_^;)、まずはこのへんからかなと。
<人工呼吸関係>
◎世界でいちばん愉快に人工呼吸管理がわかる本: ナース・研修医のための
研修医への講義のために購入しました。分量も多くなく、何よりわかりやすい。
◎INTENSIVIST Vol.5 No.4 2013 (特集:急性呼吸不全)
◎人工呼吸に活かす! 呼吸生理がわかる、好きになる〜臨床現場でのモヤモヤも解決!
◎人工呼吸の考えかた
◎人工呼吸管理に強くなる〜人工呼吸の基礎から病態に応じた設定,トラブル対応まで 誰も教えてくれなかった人工呼吸管理のABC
研修医〜麻酔科後期研修医が読んでおくとよい本たち(^^)
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